目的はあるようなないようなないようなあるような石垣島滞在中(03)
ホテルでは何十日も滞在するというわけにもいかないので、今回はマンスリーマンションをとりあえず30日借りることにしたのだが、それが空港の端のすぐそば。
飛行機が好きなので、ここなら毎日退屈しないだろう。なにしろ、部屋の窓の向うが滑走路の南端にあたるので、石垣空港に離着陸する飛行機が、いつも目の前を通っていく。
音がうるさいのではと、気にする向きもあろうが、電車のようにしょっちゅう轟音を響かせているわけでもないので、たいして気にならない。ときおりするジェット音は、南の島のゆったりとした時間の流れに、アクセントをつけてくれる。
日がな一日、何の予定もなく、ただのんびりと過ごすことは、最高の贅沢だが、半分はそれを期待もしているし、とくに差し迫った目的らしい目的があるというのでもない。
強いていえば、今回は島に慣れるのが目的のようなもので、島のあちこちにふらふらと出かけて、そこらをぶらぶら歩いてみるのもよかろう。だが、岬めぐりは既に石垣島に関してはひととおり終わっている。周辺の離島にも、まだ今のところは行く予定もない。
例によって公共交通機関が頼りなので、あまり島のはずれで不便すぎても困る。適当に町で適当に田舎、そんな条件には合っているかもしれんわけで…。



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