

大崎の一帯は、牧場が広がっており、そのなだらかなスロープがゆっくりと海に向かっている。そう、牧場。石垣島は“石垣牛”というブランドをもつ牧畜の島でもあり、島のあちこちに牧場があるのだ。こういう広い草原をには、なぜか憧れがあり、つい走り出して緑の中に身を投げ出したいような衝動にかられるような気がする。だが、それが牧場の場合は、あまり身を投げ出すのに適しているとは言えない。それに見た目よりもずっと凸凹が多く、草も深かったりする。
石垣牛は、島のステーキ屋で何度か食べたが、値段も味もなかなかではある。ただ、どうもこのブランド牛をありがたがる習慣は、どうかと思う。 偽装まで生むような、偏った嗜好や情報に左右されるだけの行動は、モーいかげんにしたほうがいいのだが…。
崎枝という字名は、ミジュン崎から北隣の川平まで、この小さな半島のすべてがそうである。半島をめぐる道路も、いつの間にかきれいに整備されている。


この下の写真のように、崎枝の半島は島の本体とはかろうじてつながっているように見えるが、この右手の平べったくなっているところが崎枝の集落があるところである。そして、その左に続くのが半島で中央にぴょんと屋良部岳。写真の左端、つまり半島に西端は、この位置関係からいうと大崎ではなくこれから向かう屋良部崎、ということになる。

バス? いえいえこんなとこバスもなにも走ってはいません。だから、モーたいへんなんっすから…。
▼国土地理院 「地理院地図」
24度25分2.34秒 124度5分6.38秒


ラベル:沖縄県