034 詫間半島=三豊市詫間町大浜ほか(香川県)とりあえずここは予告編(にしては早過ぎたが)

 岬の大きいのが半島のようなものだから、小さな岬を全踏破することはまず不可能としても、大きな主立った半島の先端をマークするすることくらいはできるだろう。むささびが飛んでいるような形をした四国の岡山よりには、いくつもの出っ張りがあるが、なかでいちばん目立っているのが、観音寺の北側にある詫間半島である。
 この先はどうなっているのだろうと思っていたので、レンタカーに乗っている機会を逃さず、ついでにちょっと遠回りしてもらった。高松自動車道のさぬき豊中ICで降りて、半島を車で通れるところをくるりと回ってきただけであった。

 この日はお天気が悪く雨がそぼ降り、道は狭くてやっと通り抜けられるという道を行くので、ドライバーにも余裕がない。本来であれば、車をどこかに停めて地図には表示されている道を踏んで先端の神社まで行きたいところだが、それもできない。
 先端の神社があるところは三崎というらしいが、車が入るぎりぎりでその手前の室浜という小さな港があるとこまで行ってから、引き返えさざるを得なかった。

 ここの岬には名前がない。いや、あるのかもしれないが、Mapionの地図では表示されていない。2万5千分の1の地図でもみれば、あるいはその名が記されているのかもしれないが、このブログではMapion表示に統一することにしている。(その後、地理院地図に変更)
 帰りは、北側の詫間湾に沿って車を走らせる。ここは浦島伝説のあるところだということが、ところどころにある標識でわかる。なるほど、もっとお天気のいい日に、てくてく歩いてみるといいかもしれない。

 そういえば、ここも普通の路線バスがないらしい。バス停の標識は、町営バスかなにかのもののようだった。今では三豊市になっているので、市営バスが通っているのだろうか。(ちゃんと市営バスがありました。2015年になって、やっと半島の岬をめぐりました。)

▼国土地理院 「地理院地図」
34度14分0.16秒 133度36分54.13秒
34たくまはんとう-34.jpg
dendenmushi.gif四国地方(2002/10/19 訪問)

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