1902☆『思い出の索引』★でんでんむし@アーカイブス☆わたしたちが生きてきた時代とは…

 主な参考資料=『コンサイス世界年表』三省堂 三省堂編修所編。『明治-大正家庭史年表』河出書房新社 下川耿央・家庭総合研究会編。これらを参考にしながら、できるだけ当時の社会や生活が偲ばれるように、でんでんむしが編集した。1902明治35年 壬寅(みずのえとら)◯カーネギー財団設立。◯キューバがアメリカ合衆国から独立。◯ロバート・スコット…

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1105 弁天崎=佐渡市多田(新潟県)佐渡の稲作発祥の地で三助とお菊の話は不自然なことが多すぎるのだが…

 佐渡の弁天その3である。鴻ノ瀬鼻の南、多田(おおだ)の町に近いところにある弁天崎は、これまでの弁天その1、弁天その2と地形的にはよく似ている。山が海に向かって落ちてきて、その下を道路が走る。道路脇から海に張り出した島のような岩の小山がある…それが共通している。 そして、もちろんその名前の由来となる弁天社が祀られている。 こういう岬は、…

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1901☆『思い出の索引』★でんでんむし@アーカイブス☆わたしたちが生きてきた時代とは…

 わたしたちが生きてきた時代というのは、どんな時代だったのだろうか。父や母や、祖父や祖母はどういう時代に生きていたのだろうか。それを少しでも知り、記憶にとどめるために、その手がかりとなるできごとを一年ごとに整理してみた。あるいは、そうしたできごとやキーワードがきっかけとなって、古い記録やぼんやりした遠い昔の記憶も蘇ってくるかもしれない。…

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1104 鴻ノ瀬鼻2=佐渡市松ヶ崎(新潟県)佐渡海峡に面する東南向きの海岸でここがいちばん膨らんでいるので…

 その答えを探りだすヒントも、地図にある。 現在では、新潟と本土と佐渡島を結ぶ航路は、でんでんむしがやってきた新潟=両津のほかに、寺泊=赤泊の航路と、直江津=小木をつなぐ航路がある。 たらい舟ではないにせよ、動力船ができる前の海峡の往来は、大変なことであったろう。であれば、できるだけ海上は最短距離で行けるところを探すであろう。 では、そ…

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1103 鴻ノ瀬鼻=佐渡市松ヶ崎(新潟県)砂洲が三角地帯をつくってできたような岬には古そうな集落があった

 鴻ノ瀬鼻(こうのせはな)は、佐渡交通バス東海岸線の実質的な終点である岩首から、南に2.6キロのところにある。この間、目立った集落はなく、崖と海の間を細い道路がやっと通っているように、地図からはみえる。だから、バスもなるべくなら行きたくないところなのか。 東強清水の弁天岬から松ヶ崎の鴻ノ瀬鼻まで、10キロ以上に渡って岬不毛地帯が続くのは…

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番外:椎崎温泉=佐渡市原黒(新潟県)“朱鷺の舞湯”でトキ色の夕空トキ色の湖面そしてトキ色の月も…

 「椎崎」の地名については、「1097 樹崎」の項でふれていたが、椎崎温泉の所在地は、住居表示では「原黒(はらくろ)」となる。ところが、泊まった“佐渡グリーンホテルきらく”では、自分の住所を「新潟県佐渡市しいざき温泉」としている。“原黒”は“腹黒”みたいで嫌ったのか。 加茂湖を見渡す丘の上の椎崎温泉にはほかにも温泉ホテルがあるが、そちら…

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1102 弁天岬=佐渡市東強清水(新潟県)佐渡の弁天その2はその1より一回り小ぶりでほかに八幡さん地蔵さん観音さんも

 ほらね、さっそく「弁天その2」ですよ。なにか、前の弁天崎をずっと小型にしたような感じでもあって、ここも島が飛び出しているようだ。 長い尾根を道路でぶった切って、岬の先端だけが残るという形も、全国あちこちでよく見られるのだが、前の弁天崎もこの弁天岬も、それではなく当初から独立した島が陸地とくっついた形のようである。 野浦の次の集落は、東…

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1101 城ヶ鼻=佐渡市野浦(新潟県)ちゃんと灯台まである芋虫のようななめくじのような小さな岬をトンネルで抜け…

 佐渡島の東海岸線は、片野尾の弁天崎から松ヶ崎の鴻ノ瀬鼻まで、延々17キロにわたって、大きな縮尺の地図で見るとほぼだいたい真っ直ぐに、南南西方向に続いている。とは言っても、実際には小さなでこぼこやカーブがたくさんあって、もちろん正確な直線を描いているわけではない。これは、地図で見たイメージと実地を歩くときの感覚との大きなずれでもある。 …

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1100 弁天崎=佐渡市片野尾(新潟県)さまざまな伝説のある奇岩巨岩も続く東海岸を走ってバスは風島へ

 姫崎の野城を過ぎると水津で、ここから県道45号線は南に向かう。水津の赤亀岩、片野尾の弁慶岩など、この付近の海岸は奇岩巨岩の名所でもあるらしい。それぞれに、もっともらしい伝説がくっついているのがおもしろい。赤い岩が目立つ赤亀岩には、小亀を助けるために親亀が犠牲となったという話があり、弁慶が運んだという弁慶岩はこれも似たような話が各地にあ…

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1099 姫崎=佐渡市両津大川(新潟県)姫様の灯台にはご縁がござりませなんだなあ…これ爺やなげくではないぞよ

 姫崎は、下のほうのゾウリムシの上の端っこである。(なにいってるのか意味不明と思う人は、前項をみてくださいね。)佐渡島の東端でもあり、白い灯台のあるこの岬は、新潟=両津航路のジェットフォイルからもよく見えていた。船はこの岬をゆったり大きな弧を描いて、回りこんでいく。 当然、デジカメのオートでパシャパシャ撮っていたのだが、ここに使えるよう…

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1098 仏崎=佐渡市羽二生(新潟県)佐渡交通バスの東海岸線に乗って行く岬めぐりはまずここから…

 椎崎温泉の屋根のある露天風呂で汗を流してから、また監督署前まで戻り、そこで東海岸線のバスに乗って行くと、まず最初の岬が仏崎。ここはまだ両津湾の岬である。 これを足初めにして、これから佐渡島の全岬を、両津から時計回りに訪ねて行くことにする。 その前に、佐渡島の全体の形をまず頭に入れておこう。 まるで先端がちょっととんがった二体のゾウリム…

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1097 樹崎=佐渡市秋津(新潟県)両方に津がある両津の加茂湖にある岬を対岸の原黒または椎崎から見る

 佐渡ヶ島はこれが初めてである。新潟まで来ることはあっても、そこからまた万代島のジェットフォイル乗り場まで行って、60分の船旅で両津港まで行くのは、単にちょっと足を伸ばすという範疇を超えている。 そこで、今回4泊5日で佐渡ヶ島を路線バスで一周してみることにした。 ごく自然に“佐渡ヶ島”と“ヶ”を入れてしまったが、地理院地図では“佐渡島”…

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番外:再び「著作権」について=ブログをやる人が考えるべき「許されるコピペ」と「許されないコピペ」

 仕事柄、ものを写しとるという作業はよくあったものだ。コピー機という便利なものがこの世に登場するまでは、ひたすら手書きで筆写しなければならなかった。これは、結構つらい大変な作業だった。 コンピュータが実務に使えるようになって、まず「これは便利」と感じたのは、「コピーして貼り付ける」(Copy and Paste =コピペ)が簡単にできる…

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番外:So-netブログの「七不思議」&「定点観測」&「観察研究」のまとめページです

 2009年末から2011年初にかけて、So-netブログについてこんなことを考えて「So-netブログの七不思議」と題して問題提起をしていた。その後も、状況はいっこうに変わってはいないので、だらだらと続いてしまった。So-netブログをもっとよくするためのネタ提供のつもりであるが、記録のためあえてまとめページを設ける、「So-net…

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1096 平瀬尾神崎=宮古島市平良(沖縄県)今もこの世界中の海岸の砂浜では同じような波が寄せては返しているのだろう

 平瀬尾神崎(びっせおかんざき)は、東の与那浜崎と向かい合っているが、その間の距離は、4.7キロも離れているので、ツーショットというわけにはいかない。デジカメを東から西へ回すと平瀬尾神崎があり、砂浜には同じように穏やかな波が寄せてはまた返している。 この波を見て音を聞いていて、ゆくりなくも思い出したのは、こんなこと…。 1984(昭和5…

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